劇団に携わる人々

劇団の役者

劇団の役者さんというのは、入ったばかりの研究生から、何十年も所属している映画俳優に匹敵するようなベテラン俳優まで様々です。

また劇団自体も有名で給料の出るプロ劇団から、通常は別の職業を持って趣味程度で参加しているアマチュア劇団まで様々あります。

それぞれでかける時間や稽古のレベルや真剣度というのはかなり異なりますが、演劇が好きだということには変わりがありません。

テレビや映画の俳優を目指して始める人も多いですが、あくまで劇団としての舞台にこだわる方も少なくありません。

これは、シーンを細切れにして繋ぎ合わせ、あくまでカメラを意識した演劇より、お客さんの前での一発勝負にこだわる演劇がもっとも快感だという声が多いことにあります。

ちょうどロックバンドがレコーディングよりもライブのほうが好き、という気持ちと似ていますね。

テレビや映画の俳優に比べ露出が少ない分地味に見えるかもしれませんが、演劇に対するこだわりは人一倍強い集団とも言え、技術やプロ意識というのは非常に強いと言えます。

裏方さん

スポットライトが当たる役者に比べ、裏方さんと一言にいっても、実は非常に多くの役割と仕事があります。

通常演劇を上演するのに、照明、音響、美術(大道具など)のほか、衣装や監督、アシスタントなど規模にもよりますが、役者以上の人数が必要となることがあります。

また、小規模な劇団の場合は役者が数種類の裏方仕事を兼務することもあり、公演では非常に忙しい立ち回りが必要になることがあります。

裏方仕事というのは、表舞台に立つ役者に比べ、地味で目立ちませんし、どんなによい演劇でも自らが称賛されることはほとんどありません。

そのため、演劇が好きだから携われることは何でもやりたい、目立ちなくなくて縁の下の力持ちに憧れる、など信念や志望動機がなければやり遂げることは難しい仕事ともいえます。

それだけに熟練してくると、職人タイプのプロフェッショナルが多く、お客さんからは直接称賛されなくとも、役者からは絶大な称賛を受けることもあります。

目指す人が少ない分、特に小規模な劇団ほど常に募集していたりするポジションですので、チャレンジはしやすいかもしれません。


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