劇団研究費用とスポンサーの関係

劇団の研究を続けるためにはお金も必要

大学や政府関連機関、もしくはNPOなど非営利団体でも資金の目処がついている研究部門はかなり恵まれた環境下にあると言ってもいいでしょう。もちろん、出資やその運用費用に見合った成果や論文、功績などの結果を出すことは必要となってきますが、運営費用を捻出するパートは別でいいだけ研究も捗るというものです。

基本的に個人的な趣味のレベルであれば、移動から現地でのネゴシエーション、研究施設やその解析に使う器具などは全て自分自身で用意しなければなりません。何事においてもそうですが、趣味が行きすぎて個人での活動レベルの範疇を越えてくると、それはもう趣味とは呼べなくなります。

それを生業とするか、ある程度の研究内容で良しとするかを選択しなければなりません。運が良ければメディアなどに取り上げられ、それがスポンサーの目に留まるかもしれません。ここで重要なのは、まずメディアが取り上げる内容というのは、一般的にニーズが高い分野であるということです。どんなに学術的に優れた内容でも、大きな発見であったとしてもです。またシンプルで分かりやすいということも重要かもしれません。

そして、スポンサーが興味を持つ段階においても同様のことが言えます。例えば、営利企業がお金を出す時にはほとんど場合その見返りが期待できなければなりません。つまり、その企業の分野と自分の研究課題が近いことも大切ですが、やはり世間一般にニーズがあり、企業としての広告宣伝効果が期待できないとならないわけです。ただ宣伝にとらわれず、企業のCSRの活動に基づき費用が割り当てられるなどの稀な例なもありますが、それも余程の研究成果が見込まれる必要があります。

時には借金も、個人としての研究推進のあり方

では個人として趣味の域を出てしまう場合はどうでしょうか。もちろん一般的な趣味であってもお金は必要ですが、個人的に様々な研究を進めるとなると、かかる費用はその比ではありません。

趣味が高じて何らかの事業に繋がればもちろん良いのですが、多くの場合は費用だけがかさむことになります。趣味の研究を止めるか、お金を捻出し続けるか・・。それがついには借金という形になることもあります。趣味にお金をつぎ込むのもいいのですが、ほどほどにしておかないと普通の生活自体もままならなく可能性があります。借金が増えすぎて借金や債務整理をした知人がいますが、彼は今でも堆積や地層に関する独自の研究を進めています。とても頭が下がる熱意です。


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